テレビ取材

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先日の日記でも書いた通り、
またまたKAZはテレビのニュースで
流すための密着取材を受けました。
事の始まりを書くと長くなるんですが、
今回のきっかけは、衆議院解散により
8月の末に選挙が行われますが、
解散がなければ本来議論されるはずだった
障がい者自立支援法の改正案が
何の議論もされるまま廃案になってしまったんです。
まず障がい者自立支援法について
軽く説明してみます。
2003年に支援費制度が障がい者の施策に
導入されるのですが、サービスを受ける利用者が
急増したことにより国や地方自体の
財源が確保しづらくなりました。
合わせて身体、知的、精神障がいの
サービス内容にも大きく差があって、
精神障がいのある人には支援費制度さえも
適用されない状況も浮かび上がり
障がいがある人に対して、
均等に全曲共通のサービス利用ルールを制定し、
障がいのある人が地域で安心して暮らせることを
目的とした法律が2006年に制定された
障がい者自立支援法なんです。
(支援費制度の内容は省略します(苦笑))
法律が作られるまでの
主旨は大変素晴らしいものでした。
だからこそ、世の中の期待も大きく、
関心も強かったと思います。
ところが蓋を開けてみると、
障がい者が地域で暮らすどころか、
財源がないから少しは負担しなさいという
方向へ変わっていきました。
そもそも地域で生活してきた障がい者だからって
別に贅沢をしてきたわけでもないのに、
ギリギリの生活費に更に負担を強いるのは
地域で生活するなということと同じだと思うのです。
これは根本的に制度の主旨から外れるものであり、
実際に地域で暮らすことさえも
出来なくなった人が沢山増えました。
あと就労継続支援という制度もあり、
A型(雇用型)B型(非雇用型)の2種類ありますが、
もしA型であれば、雇用契約を結び、
労働者としてみなされるべき立場であるにも関わらず
何故かサービスを利用する利用者扱いになり、
労働者でありながら利用料を請求される
という至って理不尽な制度であることが
クローズアップされてきたことから
2006年時点で2009年には見直すと
厚労省が示していたため、
今回の改正案には本当に期待をしていました。
しかし現実問題として、
麻生政権が人気の無さに、あっさりと解散し、
障がい者自立支援法も含む、
多くの法案が議論されることもないまま、
廃案になってしまったのです。
やっと、ここからが本題で(苦笑)
要は解散し選挙して、政権交代になろうが、
今まで通りであろうが、そこは問題ではなく、
選挙をするにあたっての各政党のマニフェストに、
障がい者自立支援法の問題にほぼ触れていないこと
これは問題があるのではないか!!
ということを当事者の目線から、
どう思っているのかということで、
今回の取材になったのです。
取材をしてくれた記者さんは、
実は2年前にも俺が働く職場で
利用料不払い運動を起こしていて、
その取材にも来ていて顔見知りだったのです。
そして偶然にも昨年音楽の部分で
取材を受けたこともあって、
また白羽の矢が立ったのがKAZだったということです(苦笑)
この問題については、先日UHBさんでも
取り上げられて俺も取材を受けましたが
結局俺等の意図とする内容ではない
方向へ進んでしまったので、ガッカリしていて
今回の記者さんには、まず最初に俺等の意図を説明し、
納得してもらった上での取材なので、
大丈夫だとは思っています。
さて、もうお分かりでしょうが、
今回の取材してもらったテレビ局はHBCさんです。
放送番組は「総力報道!THE NEWS」です。
放送日時は8月20日(木)夕方6時以降です。
ただあくまでも予定でありますのでご了承下さい。
変更があれば日記でお知らせしますので、
日々のご確認よろしくお願いします。
結構、良い勢いで話していますし、
少しだけ歌ってもいますので、
その辺も期待してもらえたらと思います。

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