3月11日

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被災しているわけでもないのに
何かを語るというのは、何となく
説得力に欠ける気もするのだが
それでも自分の中で風化していくのを
戒めるためにも敢えて書いておくのも
必要なんじゃないかと思うので
記録しておきたいと思います。

今思い返しても、つい数カ月前に
起きた出来事と感じてしまうくらい
月日が流れた気がしないんですよね。
だから1年も経ったと言われても
えっそんなに経った?って感じです。

地震や津波だけだって、
おそらく想像することすら
遠く離れた俺らにはできないし、
気持ちなど理解は出来ないのかも知れない。
さらに原発の事故により、
避難区域に入ったところでは
救えるはずの命でさえ
助けに行けなかったとのこと。

今さら原発問題を批判したって
どうにかなるわけじゃないだろうし、
原発を作るのを止められなかった
先輩たちを責められるわけでもない。
これは人類全ての問題だったのを
安全なんて安易な言葉を信じてしまった
我々の責任だったんだと思う。

あらためて思うのは、
人類は自然災害には勝てるわけもないし
制御しきれない未知なる力にも
当然勝てるわけもないのだ。
だけど、それに逆らって便利さを
追求していくために、一部の権力者や
利権のために必要のないものを
どんどん作っていくんですよね。

当然、俺なんかは便利な方が
生活は楽だし、それがないと
生きていけないことも多々ある。

矛盾なことだらけになっちゃうんだけど
そこまで便利さを求めてまで
原発などが必要だったのかな?
いや、それでも便利なものは
やっぱ必要なんだけど・・・。
だからわかんなくなっちゃうんだよなぁ。

地震が起きなければよかったのか?
津波さえ起きなければよかったのか?
それはやっぱ結果論でしかないし
全ては後の祭りなんだよね。

でも一つ言えることはあって
原発さえなければ、救える命もあって
無駄な風評被害に遭うこともなくて
復興に関しても今とは違った展開で
進んでいたわけで・・・。

当時ほどではないけども未だに
大きい地震は続いていて、
これからも大きいのは来ると
言われてる、この国のあり方は
本当に真剣に考えなきゃいけないですよね。
対策を練るからいいんだということではなく
本当になきゃならないものなのかなどを
問いかけることが必要なんですよ。

日本全国、どこでも地震は起きるし
海沿いに囲まれた国だから
津波だって起こる可能性もある。
原発もどこにでもある。
それでも日本に生きている以上
日々覚悟を持って生きて行かなきゃならない。

せめて原発の心配だけは
なくなることを切に願うばかりだ。

深夜に日記を書いているから
書きたいことがバラバラになってくるんだけど
いろいろな要因が重なりに重なって
今回の大震災になって大事故になったと
俺は思っています。

何の役にも立ててないけど、
それでも今後も継続して出来ることを
一つ一つやっていきたいなと思います。

併せて、被災された方々
お見舞い申し上げます。
犠牲になられた方々へ
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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