あっという間の

5年間だったような気がします。

利用者一人からスタートした
就労継続支援B型わーく木の葉は
4年の歳月を経て本日無事に終了しました。

どういうわけか最終日も
てんやわんやな感じで、あっという間に
帰る時間になっていました。
午後からは全員でお別れ会をしたので、
若干の寂しさがこみ上げてきましたが
終わる最後の最後に大爆笑できたあたりは
自分たちらしいかなと無駄に苦笑でした(笑)

わーく木の葉は、障がいの種別を問わず
一緒に働くことができる事業所作りを目指して
始まったわけですが、蓋を開けてみると
働くというよりは、他にはない
ゆったりした事業所ということで、
主に精神の方々に人気があったように思います。

当然、ゆったりした事業所ということは
仕事はあまりせず、工賃は低くても構わない
という人が集まってきていました。
だから自分たちも、そういう事業所でいいんだと
シフト変更していったと思うし
当初の想いとは違ってきたかな?
と感じてはいたと思っています。

そんな中、スタッフの一人が病に倒れ
職場復帰は難しい状態になり、
その時にも閉鎖せざるを得ないのではないか?
という感覚にも陥りましたが
上手い具合に仕事を引き継いでいたこともあり
自分たちだけでもやっていけるとなり
継続させていこうとなりました。

まぁ~仕事量は凄く増えたので、
一杯一杯だったことを思い出します。
印刷の仕事だって全部を一人でこなしたことはないし
利用者との話し相手や相談にのったり
B型の事務仕事、給料計算から、
日常の会計処理、年末調整、決算の処理など、
少人数な職場だけあって、一人で抱える業務は
やはり多いのですよ(苦笑)
割り振れば良かっただろうけど、
割り振れる環境でもなかったからねぇ~。
結局誰かが引き受けるしかないんですよ。

そういう意味ではストレスも余計にかかる
職場だったかも知れませんね。

あと、工賃の低さがワースト2~3位を
うろつきし過ぎたせいか、
ついには行政指導が入り工賃を上げなさいと
怒られたこともありました(苦笑)
仕方ないから、ゆったりモードも終了し
いろいろと軽作業を引き受けていくと
そもそも仕事を、そんなにしたくない人が
集まってるもんだから、考え方の相違もあり
利用を辞めていく人も多数いました。

本当は、そこら辺で運営も厳しいことに
気付くべきだったんでしょうが・・・
なんせ会計はトーシローに毛が生えた程度で
気付いた時には後の祭りでしたね(苦笑)

だから今回の閉鎖に関していえば
若干の責任も感じていたりするんですよねぇ。
就労継続支援B型の意義としては
ステップアップの場所ですから、
旅立つことは良いことなんですよね。
次の場所へ行くとなれば、笑顔で送り出さなければならない
そういう制度なんですよ。

とは言え、利用者が減るということは
入ってくる収入も減るということになるから
一人辞めたら、補充するための
営業活動も必要だったのを、多少怠っていたのは
やはり否めないわけです(汗)
なので、もっと取り組めたよなぁ~と
反省や後悔もあったります。

 

良かった点でいえば、スタッフ側の力量が
足りなかったとしても、うちの事業所に
出会えたことが良かったという声や、
すぐ辞めちゃうんじゃないかと思っていた人が
長く通うことができて、更には成長していく姿を
見ることができたのは、声には出さないが
実は素直に嬉しかったりもしたのでした(苦笑)

ってか、みんなのサポートとしては
話し相手くらいしかできなかった私を
ちゃんと職員としてみてくれて、頼ってくれて、
一緒に成長させてもらえたことが
私の人生での財産になったし、
これからの経験として活かしていけるように
次の場所でも頑張って行きたいなと思っています。

 

あらためて、わーく木の葉を利用してくれた
みんなには心より感謝申し上げます。
新しいところへ行っても頑張れると
自信を持って言えますので、前に突き進んでください!!
本当にありがとうございました。

有限会社ことのは舎、
並びに就労継続支援B型わーく木の葉を
支えて下った、数え切れない多くの皆さま
ありがとうございました。
厚く御礼申し上げます。

さっ次は私の番ということで、
新しいところへ気持ちを徐々に切り替えていこうと思います。
頑張っていきまっしょい!!

23年目も~あでゅ~♪

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