現実とは

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何だろうって思ってしまう。
ある知人の障がいを持つ女の子のBlogを読んで思った。
彼氏の両親に
「結婚するなら、俺達を殺してからしろ」
と宣告されたらしい・・・。
その上、通勤の為に地下鉄やJRに朝から、
乗ろうとして駅員に断られた事さえも、
「当然だ」との一言・・・。
障がい者というだけで、
全てを否定され、生きていく為の想いさえ否定され、
どこまで否定されていけばいいのだろう。
この世に存在したこと自体が間違っているとでも、
その彼の両親は言うのでしょうか?
確かに・・・言葉の内容は決して許されるモノではないけど、
相手の言いたいことも分からなくはない・・・。
逆の立場で、障がい者に対して知識もなく、
自分が親であったとしたら、反対はしているかも知れない。
ただ残酷は言い方はしない。絶対しない。
人間として最低だと思うから。
だから彼の両親に対しては、ハッキリ言って、腐ってるわ。
心が腐っている、そう感じます。
もしその彼がこの日記を読んで不快に感じても、
これに関しては俺は謝る気はない。
だって同じ人間なのではないですか?
身体や知能や精神に少しでも、
他の人と違うだけで、俺達は「人間」として扱ってもらえないのですか?
そこまで不必要な存在ですか?
久々に本気でむかついた内容でした。
どうしてそこまで残酷な言葉を発せられるのだろう。
万が一・・・万が一に思っていたとしても、
モノには限度があって、言って良い言葉と
言って悪い言葉がある・・・そんなの子供だって、
ある程度は理解している。
それを大の大人が、簡単に発しても良いのだろうか。
偏見だけで、差別をしていいのですか?
そんなはずではない。
人間である以上、否定されていい存在なんて1つもない。
少なくとも、生まれて喜んでいる人もいるんです。
本人はもちろん、そういう人達の気持ちを踏みにじってまで、
とやかく言われる筋合いは全くない。
今まで、この年まで、人より沢山苦労して、生きてきたんですよ。
なんで赤の他人に否定をされなきゃいけないんだか、
理解に苦しむよ・・・。
俺の前で、そういう発言したら、間違いなく、
「殺すよ」
「絶対に殺す」
それくらい、言葉1つが重いんだ・・・。
心が傷つくんだ・・・。
守らなきゃいけない、自分でさえ否定して死にたくなるんだ・・・。
頼むから偏見の目で見るのはやめてくれ。
会ってもいないのに、目を見てもいないのに、
話してもいないのに、避けないでくれ。
障がい者全てを知って欲しいとは言わない。
でも近くにいる人、近くに来ようとしている人については
少しずつで良いから、近寄って欲しいと願っています・・・。
多分・・・ここまで重たい日記は初めてだと思います。
自分のことではないけど・・・かなりショッキングな内容だったし、
完全に他人事には感じられなかったんです。
この日記を読んでくれている人については、
現状を知って欲しいのと、何か1つでも気付いてもらえたらと。

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