この世から知り合いが旅立っていきました。
小学校１年生から知っていて、
養護学校時代は後輩だったＹくん。
昨年の夏ぐらいに、何気なく自分の「KAZ」で
ネットの検索をかけてみたら、
Ｙくんのお父さんのBlogを見つけたんです。
それは札幌駅で歌って新聞に載った記事を見たと、
書いてあるBlogで特に連絡をすることはなかったけど、
それから時たま、ホントに
時たまチェックするようになりました。
今回何気なくBlogを数ヶ月ぶりに見たんですよ。
そしたらＹくんの葬儀を行った
記事を見つけてしまったんです・・・。
まさか！？とは思って、
すぐに彼の家に電話をかけました。
お母さんが出てくれて、Blogを読んだことを伝えると、
声のトーンが落ちて本当だと教えてくれました。
俺もあまりに久し振りだったので、
若干俺だと理解するまで時間がかかりました。
これまでの経緯を説明してくれて、
最後は静かに安らかに息を引き取ったそうです。
２月１６日だったそうです。
前日まで食事も普通に取ったようだし、
こんな急になるとは思わなかったみたいです。
お母さん自身、まだまだ受け止めきれない
状況での俺が電話をしてしまったんだよね。
同時に俺が新聞に載ったことで、
音楽活動していることを知っていて、
Ｙくん含め家族で応援していてくれたことを言われました。
もう少し早く連絡をくれたらとも言われました。
胸が痛くなりました・・・。
病名は「筋ジストロフィー」
詳しくは個々で調べて欲しいけど、
不治の病で、筋肉がどんどん低下していって、
最終的には心臓を動かす筋肉も止まってしまい、
亡くなることが多い病気です。
人によるだろうけど、子供のうちに発症すると、
２０歳前後で亡くなる確率は高いようです。
(あくまでも俺の知識内です。違う場合も当然あります。)
Ｙくんの場合は、小1の時に発症したと思う。
俺は彼が走り回っている時代から知っているし、
どんどん筋肉が低下していくのも見てきました。
第３者でさえ見ていると辛くなるのに、
家族であれば尚更辛かったと思います。
俺が高校卒業する時には、電動車椅子になっていたし、
最後にあった時には寝たきりで
呼吸器を付けていたと思います・・・。
一人暮らしを始めてからは会いに行けなかったので、
多分９年近くは会ってなかったと思う。
当時良く遊びに行ってた俺ともう一人いるけど、
２人ともいかなくなったようで・・・、
そういう話をされたら、やっぱ胸が痛くなるよ。
お母さんが言いたいことも凄くよく分かる。
会いに行けなかったって言うのも、
多分只の言い訳であって、時間なんて作ろうと思えば、
いくらでも作れたのではないだろうか。
学生時代から何人か亡くなった人はいるけど、
いつも終わってから後悔するんだ。
そしていつも同じ事は繰り返さないようにしようと
思うけど蓋を開けてみれば、やっぱ同じで・・・。
かといって学生のように時間があるわけではなく、
全てが全て補える訳ないのも分かってはいます。
その中でも大切な人と連絡を取っていくしか、
ないんでしょうねぇ～・・・。
簡単な言葉で片づけたくないけど、
ホントにゴメンとしか言えないや・・・。
そして心よりご冥福をお祈り致します。
雪が溶けたら焼香させてもらうつもりです。
追記：同じ学年の人に知ってるのか聞いてみたら、
知らなかったみたいで、家族だけでひっそりと
葬儀を行ったようです。
だからたまたま俺がBlog見なかったら、
俺も知らなかったと思うと、それはそれで残念で、
あまり交流がなかったのかなと・・・。
なのでこの日記だけでお知らせさせてもらいました。