最強ドクター

      最強ドクター へのコメントはまだありません

という番組がやってました。
確かに、この番組で取り上げられた人達は
本当に凄いと思った。
改めて人間の身体ってのは、
弱く脆いものであるとも感じれました。
でもその中でも、最先端の技術や、
取り組みなどから、救われる命もあれば、
例え命が尽きることを宣告されたとしても、
生きる希望を持たせることも出来るんですね。
ガン専門の病院で、緩和ケアの看護師長さんの
特集も組まれていました。
番組を見るまでは、俺も他の人と同じように、
治療方法がなくなり、亡くなる直前の
人に対して行うケアだと思っていて、
でもそこでは「生きるためのケア」という
理念のもと患者さんに接していました。
ガン=死。
やっぱどれだけ医療が進んでいたとしても、
誰しもが頭によぎることだと思うんです。
しかも突然亡くなるわけではないし、
徐々に身体が弱っていって亡くなっていくので、
そこには死への恐怖や、精神の崩壊や、
痛みへの我慢、治療への不安・副作用など、
数え上げたらキリがないくらい、
マイナスな要素が心を締め付けますよね。
予め辛いことが予想されるなら、
死にたいと思うことも考えて当然なんじゃないかと思う。
でも例えば、痛みがあるなら取り除いてあげて、
募る不安があるなら、いつまでも話しを聞いてあげて、
一緒になって想いを共感できるのであれば、
それは、死にたいという気持ちから、
まだ「生きていたい」と思うように切り替えられるように、
捉えられたら良いことですよね。
病は気からという言葉もあるように、
気持ち次第で奇跡が起こることもあります。
当然逆もしかりですが・・・。
もう一つ印象に残った言葉があります。
あるガン患者さんの息子さんの言葉です。
「いつ死んでもいいと思って最後を迎えられるよりは、
どうしてもまだ生きていたいと、
もがく方が生きる希望を持っているからいい」
この言葉、俺個人としては分かります。
3年前、自分の母親が大腸ガンになって
医師から宣告された時に、
「もういつ死んでもいいや」
と、ボソッと言ったんです・・・。
これはやっぱ家族として非常にショックで、
凹んでられないんだけど凹みました。
手術は無事に成功して、
今は元気にしていますけど、
そういう言葉って案外消えないんですよね。
まぁ~それはともかく、
薬で痛みが取れたり、
カウンセリングによって精神的に楽になることによって
病気と前向きに向き合ったり、
病気と戦う気力が戻るのであれば、
緩和ケアという存在は、
もっともっと増えるべきであると思うのでした。
良い病院・医者・看護師って、人それぞれだろうし、
みんな同じ人間ですからね。
完璧を求めること自体が無理があると思うんですよ。
良い時もあれば、不調な時もある。
ただ治療として上手く行かなかった時に、
人間として誠意を持って対応してくれれば、
医療裁判も減るとは思うんですよねぇ~・・・。
なんてあまいことを最後に書いてみました(汗)

広告 Google

コメントを残す