総務省が頑張って通信会社へ
交渉してきた結果、６月を目処に
SIMロック解除へと動き出すようですね。
まず「SIMロック」とは何かを記載すると、
簡単に書くとDocomoの端末を使って、
SoftBankの回線では使えませんよ、
ということになるんだけど、
多分そこそこ最新の携帯を
使ってる人であれば、
SIMカードというものを携帯電話に
差し込んで使っていると思います。
このSIMカードには、通信会社ごとの
回線のユーザー情報が入っていて
それがあるから始めて、特定の通信会社の
通話が可能となっています。
Docomoであれば、Docomoという風に。
でもこのSIMカードには、
もう一つの情報が組み込まれていて、
携帯端末についても特定の会社しか
使えない状態にしてあります。
これが「SIMロック」。
たまに思うことがあると思うんだけど、
現時点では、Docomoユーザーで
実はSoftBankから発売している
iPhoneに切り替えたいけど、
Docomoを解約するということは、
メアドも変わるし、サービス内容も変わる、
アンテナの受信も悪くなるかも知れない。
そう思ってたら変えるのは非常に
勇気がいりますよね(苦笑)
総務省が言ってるのは、
発売する携帯端末には、何の制限もかけない
状態にして提供したら、ユーザーは
嬉しいのではないですか？ということ。
SIMカードにロックをせずに、
フリーの状態であれば他社で発売している
携帯端末が現在利用している
通信会社のサービスを継続しながら、
使用することが出来ると言うことになります。
この制度、中国ではよく見られる光景で、
各通信会社の通信規格に合わせた
端末さえ発売すれば、使いやすかったり、
格好良かったりすれば、端末は売れると。
俺個人としては是非進めていただきたい
制度なのですが、当然通信会社は
「待った」と言いますよね。
だって端末と通信がセットで成り立ってるのが
日本市場の状態なのに、
しかも通信の縛りがあるから、
そこで儲けを生んでいるので、
単純に回線は別で端末だけ売られても、
良い気分でないことは分かる気がします。
あと問題点としては、
DocomoとSoftBankは同じ通信規格W-CDMAで、
auだけCDMA2000という根本的に、
規格が異なっているので、現時点でのクリアは
先が長そうなんですが、取り敢えずE-Mobileも
含めた４社がSIMロック解除に
同意したと言ってるらしいので、
今後発売される端末には全ての通信規格が
盛り込まれた状態で発売されていけば、
SIMフリーも夢ではなくなるんですよね。
まぁ～孫さんとかは余計に端末が
高くなってしまうぞって言ってますが、
そうしたら売れなくなるのは
分かってるだろうから、
安くはすると思うけどね(苦笑)
単純に端末制作メーカーが大変だよね。
何か無難な端末しか作らなくなりそうだけど、
何にしてもMNPしかり、SIMフリーは
ユーザーにとってはありがたいと
思っていますので、是非進めて下さ～い(笑)